
平成 28年11月22日、品川プリンスホテルにて全葬連関東ブロック主催の
『 葬祭業界における法制化についての説明会 』 に出席いたしました。



現状の関連葬祭業では、死亡から埋葬までの流れの中で葬儀としての法体制のみがなく、縛りもないが、放埓でもあるのも問題として考えることであり、また、業種として登録会社数が把握されていない産業であるというのも ( 葬儀 ) 会社として、存在の明確さが無いことへの弊害、そのため昨今、懸念されている葬祭業界の問題点として挙がっている悪質なインターネットを介した紹介会社 ( 消費者保護の懸念 ) の起業、業界として感染症等の知識 ( 公衆衛生の懸念 ) を含む適切な遺体の取り扱いの整備など、様々な課題等に鑑みて今後、法制化へと結びつけていくことを目指していくことが必要であるとした法制化説明会の内容主旨。
これからこの法制化について進めて行くのにあたり、全葬連政策企画委員会としては、法制化によって全葬連加盟会社が不利益を及ぼすようなことにはならないのを前提にして進めていると説諭。
尚、法制化する上では行政監督官庁が必要となるが、経済産業省の管轄で考えているとのことで、 ( 葬政連を通じた政治家の法案成立へ向けていく。 ) 前述した懸念する問題点にもあった消費者保護を目的としたことや互助会との連携もあることから経産省 “ 届出 ” とする方向性であると。その為には葬儀会社として葬祭ディレクター有資格者の要件も視野に入れておきたいので各社有資格者の確保を望みたいとの旨。
法制化に向けての課題では、検討すべき余地の多々あることで、具体化、具現化までは進んだばかりという印象ではあった。
埼玉葬祭業協同組合 事務局 白井 建