墓じまいのポイント
2024.11
「お墓が遠方にある」「お墓の継承者が居ない」「子孫にお墓の負担をかけたく無い」などのお悩みから、墓じまいをお考えになる方は、年々増えてきているようです。しかし、お墓はご自身の判断だけで簡単に墓じまいができる訳ではありません。「独断で墓じまいをして、兄弟や親戚との関係が悪くなってしまった」「菩提寺ともめて、嫌な思いをした」など、残念なお話をお伺いすることも少なからずございます。お墓はご先祖様と心を通わせる場所であり、お墓参りはご先祖様と向き合える特別な時間です。ただ単に、お骨を収める場所ではありません。そのような大切な場所を無くす行為は、慎重に進める必要があります。
まず、これまでお墓にお参りをされて来た兄弟や親戚に、事前に墓じまいのご相談をされることをお勧めいたします。また、菩提寺にお墓がある場合は、ご住職に墓じまいをしたい旨を予めご相談することが、円満に離檀するための正しい行いです。そして、墓じまいの後にどのようにご先祖様をご供養するかも慎重にお考えください。樹木葬や永代供養墓への改葬、海洋散骨など、ご供養の選択肢は多様になっています。ご供養の場は、永久の魂の住まいです。いつかはあなたもお世話になる、大切な場所です。墓じまいを機に、ご供養の在り方についてご家族の皆様で十分にご相談ください。
埼玉県葬祭業協同組合の加盟店では、お葬式前後のお悩みも柔軟にご相談を承ります。
墓じまいのご相談も受付しておりますので、どうぞお住まいのお近くの加盟店にご連絡ください。
相談をご希望の場合は、直接お近くの当組合加盟店にどうぞお気軽にお問い合わせください。