社会人になって初めて取引先のお葬式に参列しました。薄めのお化粧をして、キラキラのピアスも外してバッチリと決めて行ったつもりが・・・先輩から「ストッキングは黒が常識」の一言。肌色のストッキングが駄目なことを初めて知りました。自分ひとりが浮いている感じで、とても恥ずかしかったです。
黒のストッキングは、葬儀の必須アイテムです。濃いメークやカラフルなネイルなどは、タブーです。また、結婚指輪・真珠以外のアクセサリーも着用しないようにしましょう。
お葬式に参列するために家で喪服に着替えていると1足しか持っていない黒のストッキングが伝線・・・近くのデパートまで、タクシーに乗って往復しました。お香典プラスアルファの大出費になってしまいました。
黒のストッキングは、最低2足用意しておきましょう。外出する際も、バッグに1足予備を入れておくと安心です。
新婚の頃、唯一の黒のバッグを持ってお葬式に行きました。ご近所の奥様から小声で、「ゴールドの金具はだめよ。」のアドバイス。それから、お葬式の間はずっと金具を手で隠して・・・肩の凝ったお葬式でした。
金色の金具が付いたバッグは、ご葬儀には適しません。金具が付いていない黒のバッグを用意しておきましょう。また、靴も黒で金具がないシンプルなものを選びましょう。
出産後、初めてのお葬式。喪服のスカートのファスナーを無理矢理あげて参列しました。ご焼香の時、屈んだとたんにファスナーから悲しい音が・・・。急いで帰宅したことは、言うまでもありません。
体形が変わらないのが一番ですが・・・フォーマルウエアの購入の際は、将来の体形の変化?も見越して、サイズのアジャスト機能が付いた礼服を選ぶこともポイントです。
葬儀に参列するために、完璧に用意をしていました。
会場に到着すると、突然雨が・・・。傘は、車にあった赤い花柄しかありません。傘をささない訳にもいかず、身が縮む思いでした。
葬儀に参列する際は、できるだけ小物なども黒や地味な色のものをお使いください。黒い折り畳み傘などを1本ご用意されておくと良いでしょう。もしもお手元に無い場合は、コンビニエンスストアで白や透明のものを購入することができます。