


突然の出来事に考える間もなく喪主となり、お葬式を執り行ったという経験をお持ちの方は、数多くおられると思います。
そのような状況でお葬式を執り行った後、しばらくすると 『 葬儀社の言いなりで高いお葬式になった。 』 とか 『 訳の分からないうちに葬儀が終わってしまった。 』 など、残念ながらご遺族から不満の声が出る場合も多くあります。

どのような葬儀にするか考える
- 葬儀全体のご予算
- ご遺体をどこから搬送するか
- 葬儀を行う場所:ご自宅・公営斎場・集会所・葬儀社のホールなど
- 葬儀の形式・宗派:仏教・神式・キリスト教・無宗教など
- お寺様など宗教者の手配:お付き合いのあるお寺様などが無い場合の対処
- お集まりいただける親戚の人数
- 参列者の人数(予想数)
- その他のご希望:湯灌や生花祭壇など



ご家族に冠婚葬祭互助会や葬儀に係わる共済の加入者がいないか、勤務先などの会社・団体で葬儀社との割引契約などがないか確認しましょう。それらの加入・契約がある場合は、まずそちらへご相談ください。
葬儀の規模・形式・予算・希望などをだいたいご検討いただいた上で、葬儀社へ連絡を取り事前相談などを行ってください。その際、下記のポイントを参考に信頼のおける良い葬儀社をお選びください。
葬儀の規模・形式・予算・希望などをだいたいご検討いただいた上で、葬儀社へ連絡を取り事前相談などを行ってください。その際、下記のポイントを参考に信頼のおける良い葬儀社をお選びください。
葬儀社選びのポイント

電話やメールなどで問い合わせた際、一方的に葬儀プランなどを押し付けてくる葬儀社は要注意です。


相談の内容を充分に理解して、それに見合った提案をしてもらえる事が重要です。ご希望の内容の実行に無理がある場合は、できないではなくそれに代わる提案をしてくれるのがプロです。

葬儀に必要な項目で、含まれていないものが無いかを確認しましょう。また、見積書で不明な項目があれば、納得ができるまで説明してもらいましょう。

会員システムがある場合は、どのタイミングで入会すれば割引が受けられるかを確認します。また、その入会は無料か?有料の場合は、入会費のみの1回限りの支払いで良いか?それとも互助会式などの月掛金が必要か確認してください。

葬儀会館を利用する場合は、式場の使用料金・施設の規模や状況、設備の内容・交通の便・駐車場などを確認しましょう。

ホームページをご覧になると、どのような取り組みをしている葬儀社か伝わってきます。ホームページをご覧になる際は、葬儀社の運営するホームページと葬儀社紹介業者のホームページを見分けてください。フリーダイヤルのみの表示や住所の表示がない会社は、要注意です。

ご検討されている葬儀社で、葬儀を行われた方や参列された方が身近にいらっしゃる場合は、感想をお尋ねください。