我が国では、古くからお亡くなりになられた方のお体を家族が洗い清める 「 湯灌 」 という儀式がございます。
湯灌の儀式は、故人の生前のけがれや苦しみを洗い清めると共に、生に対する煩悩を断ち、
来世の高徳を故人に最もゆかりの深い人達が願いながら執り行なう極めて大切な精神性の高いしきたりです。
湯灌の儀式をとおして死の重みと、生命の大切さをかみしめ、
故人との別れを一層思い出深い儀式となるよう誠心誠意お手伝いをさせていただきます。
儀式に要する時間は、約60分でございます。
- ご家族による逆さ水、末期の水の儀式
- 専門係員によるご洗体 (この時お肌は見えません)
シャンプー ・ ボディシャンプー ・ 顔剃り ・ 髭剃り ・ 爪切りなど - ご清浄 (この時お肌は見えません) 温水でお体を洗い流しくまなくお拭き上げます
- 身支度 お化粧 (自然体) を施し、身支度(旅装束)を整えていただきます
- ご納棺 専門係員の進行によりご家族皆様の手により安置されます
故人にゆかりの深い方々は湯灌の儀式までに
お集まりください。
故人の旅立ちに持たせて差し上げたい
ご愛用の品をご用意ください。
(ただし、お持たせできない物もございます。
担当者にご相談ください。)
ご要望がございましたら、何なりと担当者にお申し付けください。
美しく清らかな故人の旅立ちをご家族の皆様と共に祈念いたしております。