葬儀式場に向かう前に、日時と場所をよく確かめておきましょう。
また、迷った時のために式場の電話番号も控えておきます。遅くとも開式の10分前には葬儀式場に着くようにします。
服装は、喪服あるいは男性ならダークスーツ、女性なら色・デザインの地味なスーツかワンピースでも良いでしょう。
ただし、靴やバッグは黒のものを用い、またアクセサリーも真珠以外のものは身に付けません。
お香典の表書きは「御玉串料」、「御榊料」あるいは「御霊前」とします。
持参する時は、袋のままではなく弔事用のふくさや小風呂敷などに包んで行きましょう。
金額は、故人との関係・弔問する人の社会的地位などによって異なります。
神式葬儀に参列する
通夜祭
受付で香典を差し出し記帳します。手水の儀を行ってから、着席します。玉串奉奠・拝礼を行います。
■手水の儀
身を清めるために行います。柄杓(ひしゃく)に入れた水を左手・右手・左手の順にかけ、最後に左手にかけた水で口をすすぎます。
左手・右手の順で手を洗います。
左手で口をすすぎます。
懐紙で手を拭きます。
■玉串奉奠
玉串を葉先が左になるように左手で下から右手で上から受け取ります。
玉串の柄を手前に回し正面にかまえます。
葉先が右、柄が左になるように回し、さらに柄が霊前に向くように回します。
祭壇に両手で供えて拝礼します。
■拝礼
二礼・二柏手・一礼の順で行います。ただし、柏手を打つ時は音を立てないように気をつけます。
2回深くおじぎをします。
柏手を音をたてないように
2回打ちます。
最後に1回深くおじぎをします。
葬場祭・告別式
受付で香典を差し出し記帳します。通夜祭ですでに香典を供えている場合は、記帳だけ行います。
手水の儀を行ってから、入場します。
斎主が修祓の儀を行い、祭詞を奏上します。順次玉串奉奠・拝礼を行います。
告別式が終わったら、最後までその場に残って出棺を見送るようにしましょう。霊柩車が動き出したら、心から故人のご冥福をお祈りします。
手水の儀を行ってから、入場します。
斎主が修祓の儀を行い、祭詞を奏上します。順次玉串奉奠・拝礼を行います。
告別式が終わったら、最後までその場に残って出棺を見送るようにしましょう。霊柩車が動き出したら、心から故人のご冥福をお祈りします。
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