株式会社 加納 は遠く明治の末、“ 加納新兵衛 ” が 旧能勢街道の豊中村岡町本通り (現在の豊中市岡上の町) に創業いたしました。
以来、明治、大正、昭和、平成、令和の 5代 110有余年にわたり、ご葬儀を通じて地域社会とともに発展、福祉の向上にも努めてまいりました。





「 どうせ死んだら無やないか? 」 「 お棺なんかすぐに燃やしてしまうやん・・ 」
私はこの質問に当初うまくお答えできませんでした。葬儀のプロであるはずなのに・・。
しかし私がこの仕事をしている根源がこの問いに含まれています。
そもそもお葬式は何のために行うのか?私は考えました。お葬式についてご説明はいくらでもできます。しかしそれは単に役目や役割に過ぎなかったことに気づきました。
そこで、お葬式は故人様が生前ご縁をいただいた方々に感謝を伝えるためのものであると考えました。しかし残念ながらもう一度会って自分の人生に関わってくれた一人ひとりにお礼を言いたくてももう二度と会えません。だからお葬式を行い、ご縁のあった方々を招き、喪主 ・ 遺族が故人様に代わって感謝を伝える。そして故人様の人生を共に振り返り、思い出を語り、故人様への感謝を実感することで、これからの自分自身の生き方をも見つめ直す機会をいただくのではないでしょうか。
そして最後のお別れの時、お柩を囲んで “ありがとう” と言って手を合わせる。そういった姿を若い世代の方や、小さい子供さんにも見せていくこと。これがとても大事なことです。人の送り方について身をもって教えることも、ある意味大人の責任であると思います。
弊社ではお葬式を通じて、感謝を伝え合う日本のすばらしい文化を守るために、これからも精進してまいります。
どうぞよろしくお願い致します。




社員としての誇りを持ち、「 奉仕 」 「 感謝 」 「 至誠 」 「 創造 」の 4つの心を信条とし、仕事に取り組みます。
- 奉仕 あらゆる行動は全てお客様のためのものであると自覚し、最大限の力を尽くすこと
- 感謝 お客様のおかげで仕事をさせていただけるという気持ちを持つこと
- 至誠 ご遺体の尊厳を守り、お客様に対しては誠実さ・謙虚さ・真心を持って接すること
- 創造 常に時代のニーズを模索・追及し、新しいサービスを創造すること

平成30年6月 現在