精霊棚(しょうりょうだな)

/ 仏教
お盆に、ご先祖の霊を迎えるための供物を飾る棚。盆棚とも言われます。
昔は仏壇を利用せず、どの家庭でも庭先や座敷に飾り、祖霊をお迎えする特別の祭壇でした。近年では、仏壇の前に設けます。
精霊棚は、10日〜13日の朝に作りますが、新盆の家では1日〜7日までに作るところが多くあります。
一般的には、仏壇の前の小机の上に真菰(まこも)やゴザを敷いて、位牌を安置します。ナスの牛やキュウリの馬などを作って飾ります。これらは、この世とあの世との往復に先祖の霊が使う乗り物として考えられています。
その他、果物・菓子・故人の好物などを供えます。
精霊棚
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