互助会とは、前金をあつめるシステムで一定期間に会費を積み立てます。もしも、サービスを利用せずに解約する場合は、積立金から減額されて戻ってきます。互助会の解約については、最高裁での裁判もありトラブルとなる場合があります。
また、積立金だけでは葬儀が行えないのが現状で、積立金があるからと安心できません。葬儀後、積立金に加えて多額の請求をされて、お困りになるケースも多いようです。
葬儀社の○○会に入会すると 20〜30%割引と目を引くチラシがありますが、それらの入会金や預り金はおかしいと考えます。大きな割引を提示している葬儀社では、当初の価格を高く設定しており、結果として請求額が高額になるケースがあります。
会員システムのトリックに、気を付けてください。
最近、納骨堂の会社などが葬儀のノウハウもない状況で、葬儀社として営業しています。また、ホームページで「見積すると○○円割引」などと謳っている会社は、葬儀社ではなく葬儀の紹介業者です。そのような会社を通じて葬儀を依頼すると、紹介業者への手数料などが上乗せされた葬儀料金となります。安い価格だけに気を取られると、サービスの内容が粗末になってしまいます。
いくら立派なホームページでも、イメージ写真だけの会社や住所表記が無い会社、フリーダイヤルだけを記載している会社にはご注意ください。
定価の無い葬儀料金に、一般価格・会員価格がある事はおかしくないでしょうか?ホームページやチラシに一般価格・会員価格を強調していると、価格差を強調してお客様を騙すための価格設定にしか思えません。料金に含まれるもの・含まれないものや、どのような商品がオプションなのか 価格のみではなく、内容について詳しくご確認される事をお勧めいたします。
葬儀のプロから見ると、○名様一式で○○万円 のような料金表示は、葬儀社の都合を優先しているように感じます。当社はあくまでもお客様のご予算の範囲内で、最高の葬儀を執り行う事が必要だと考えます。
お葬式の費用についてトラブルを防ぐためにも、事前相談をお勧めいたします。