会葬者としての心構え


喪服:男性の場合

男性は、ブラックスーツに白のスタンダードシャツ(ボタンダウンなどは不可)、黒のネクタイが基本です。
靴下も黒です。靴は、金具の無い黒の革靴があれば大丈夫です。

喪服を購入する時のポイント
男性のブラックスーツにはシングルとダブルがありますが、若い方にはシングルの方が人気です。最近は流行により3つボタンも出ていますが、長く着用することを考えるなら2つボタンがお勧めです。
スリーシーズン用と盛夏用がありますが、とりあえずスリーシーズン用を揃えれば良いでしょう。

喪服:女性の場合

女性は、黒のワンピースやアンサンブル・スーツなど、光沢の無い生地でボタンや飾りにも金属など光るものが無いデザインを選びます。
黒のストッキングを用意しておきましょう。
バッグは、正式には黒の布製です。皮革のバッグの場合も、柄が入っているものや、金具の付いているものは避けます。
靴は、プレーンなパンプスやワンストラップなどのシンプルな黒の靴を一足持っていると便利です。できれば、ヒールは3〜5センチのものが良いでしょう。

喪服を購入する時のポイント
女性の場合、着まわしを考えてワンピース+長袖ジャケットのアンサンブルを選べば、季節ごとに用意する必要はありません。ワンピースの丈が選べるものなどもあります。
フォーマル売り場以外で選ぶ場合は、ノースリーブやスカートが膝上丈などの肌の露出が高いデザインは避けましょう。

数珠

仏式の葬儀の時には、必ず数珠を持参します。
正式には宗派によって違いますが、珊瑚や水晶の一連のものが一般的です。

袱紗

香典を持参する時に用います。
慶弔両用に使える紫の小袱紗(45〜50cm角)をお勧めします。
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