俳優 藤巻 潤さんとの対談記事が【 国際グラフ4月号 】に掲載されました対談


安心価格と喪家のご希望を第一にセンスの良さで業界に新風を巻き起こす


藤巻まずは葬儀社を起業された経緯から伺えますか。
内山私は学校を卒業してから33年間にわたり大手旅行代理店で営業職を経験してきました。しかしここ5年くらいの間に妻や父親を含めて身内を立て続けに送り、葬儀社や担当者によってサービスが違うことに疑問を感じ、私に葬儀に対する知識があればもう少し良い葬儀ができるのではないかと思ったのです。そこで以前から定年後もまだまだ働きたいという思いを持っていたことや、シルバー産業での起業を目標に定めていたこともあって、定年前の55歳で部長職をすっぱりと辞めて葬儀社を起こしました。平成15年1月のことです。
藤巻まったく畑の違うビジネスに飛び込まれたわけですね。
内山今ではサービスという意味で葬儀社も旅行会社もまったく同じ側面を持っていると感じていますが、創業当時はやはり異業種へ参入するという不安もありましたから、業界経験の長い知り合いの方にお願いし専務に就任してもらいました。同時に息子を含めて若いスタッフ2人に半年ほど他の葬儀社でトレーニングを積ませるなど、色々な準備を経てようやく開業にこぎつけた次第です。

内山 雅樹藤巻1番最初の仕事は印象に残っておられるのではありませんか。
内山最初の仕事は社葬でして、今思うととても大きなご葬儀でしたが、専務のお陰で滞りなく執り行うことができました。私にとってはすべてが新鮮でしたね。
藤巻葬祭業界のような古い業界に参入なさるには、独自のカラーを打ち出す必要もあると思いますが。
内山私どもが1番大切にしているのはご喪家がどういうご葬儀を望んでおられるかです。何よりもご家族のお話をよく聞くことが大切であり、そこからご要望を汲み上げてそれに沿った形にプロデュースするのが私どもの役目だと思っています。これは旅行業界とまったく同じで、できるだけ価格を抑えながらいい内容のものにするということが至上命題ですね。

藤巻葬儀の価格は素人には分かりません。価格を抑えるというのは具体的にどうすれば可能になるのですか。
内山例えば白木の祭壇にしても原価があってないようなもので値幅があります。できる限り利益を圧縮することでコストを下げ、お客様に喜んで頂こうというのが私どもの方針で、ご葬儀の価格もあらかじめはっきりと示し、終わってから予想を上回るということがないようにしています。更に私どもではお花をメインにお飾りするご葬儀を特長としておりまして、伝統的な形とは違った方法でご満足頂ければと考えています。

キリスト教式祭壇 藤巻お花の祭壇の写真がありますが、非常に美しいものですね。
内山いろんなご葬儀を見ては飾りの具合を観察し、これはと思うものがあればデジカメで撮影しておきます。それらを参考にして花屋さんに実際に絵を描いて指示・発注しているのですよ。旅行業界にいた時にホテルとのご縁も深かったので、結婚式やパーティーなどバンケットサービスもたくさん見てきました。それもこの仕事のプラスになっているのではないでしょうか。

藤巻最近のご葬儀の傾向というのは。
内山家族葬、密葬といった少人数で送られるケースが増えてきていますね。それだけに最後のセレモニーという側面を今後はもっと大切にしていくべきだと思うのです。そこで今取り組んでいるのが生前予約でして、亡くなられる前にご葬儀の予約を受け付けています。生前に自分の1番輝いていた時代を自分史という形で残し、ご葬儀の際に会葬者の方にお配りするといったサービスを行っています。
藤巻亡くなる準備をしておく、という意識が最近高まりつつあるようですね。
内山ええ、死に対するタブー視が徐々に弱くなってきています。私は50歳以上になったら「老計」、老後の計画を考え、それから「死計」を考えていくべきだと思うのです。どんなご葬儀にされるのかあらかじめ準備しておくことは、人生の充実にも繋がると思いますので、難しいことですが啓蒙していく必要があると感じています。

藤巻仕事の上でのモットーは何でしょう。
内山旅行業界にいた時から変わらずに抱いているのは有言実行、嘘をつかない仕事をするということです。また若い社員には会社を売るのではない、自分を売るのだとよく言っています。
藤巻将来のビジョンとしてはどのようにお考えですか。
内山将来的には上場までもっていけるような企業に育て上げたいですね。そのための課題としてはまず中野で1番になることであり、何年先になるかは分かりませんがそれくらいの気持ちで組織づくり、人材の育成に取り組んでいきたいと思っています。お陰様で今のところお客様からは100%お褒めの言葉を頂いており、ありがとうと言われた時の嬉しさは何ものにも代えられません。いつまでも初心を忘れずに、心に残るご葬儀を真心込めてプロデュースしていきたいと思います。
藤巻お客様の満足を求めて、今後も一層のご活躍を期待しています。




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