仏式お通夜での御法話にて

だんだんと寒くなってまいりました。
これから 1 年の内でお亡くなりになる方が最も多くなる時期になります。
やはり、人も動物や昆虫と同じように冬を耐えるのが厳しい事もあるのでしょう。

さて、先日仏式のお通夜での御法話で興味深いお話を耳にすることができました。
この世は、すべてにおいて二者択一なのだそうです。
たとえば、上があれば下があり、右があれば左がある。光があれば影があり、生と死も。といった具合にです。つまり、常に選択する。迷いが生じるのがこの世なのだそうです。
そこで、死後の世界、極楽浄土にはそれがないとの事です。仏教各宗派でご本尊の名称は様々ですが、釈迦如来、阿弥陀如来、大日如来など、如来という言葉を聞いたことがあるかと思います。
如来とはなんだろう?と思いますが、一如(真如)の世界から来るという意味だそうです。一如とは何かというと、「 ひとつがごとくの世界(選択のない真の世界)から来ている 」 のだそうです。迷いのない世界です。
納得しました。
この世の中は選択の繰り返しで修行の場所だと。自分で放棄すると極楽には行けません。つらい事があれば楽しい事もある。その繰り返しですね。ずっと続くことはありません。
最近、悲惨なニュースをよく耳にし考えさせられます。どうぞ皆様ご自愛下さいませ。